コンペ?! 何それおいしいの?? 1から始めるピアノのコンクール 入門編

音楽の世界に縁遠いママが娘の為に挑んだピアノのコンクール奮闘記! 初めてのコンペ参戦から先生への対応、その他諸々同じく迷う方々の参考になればと思い、ここに綴ります。

コンペ見学。

次回出る予定のコンペの見学に行って来ました。

娘はグレンツェンピアノコンクールにしか出たことがなく、
従って浜離宮朝日ホールでしか弾いたことがない。
「コンペ=浜離宮
というイコールが成り立っている娘。

今回のコンペは上まで行けないとそういう舞台で弾く事は出来ません。
事前に説明はしたけど、
イマイチわかっているのか不安が残ります・苦笑。


伺った先はピアノサロン。
こじんまりした感じのアットホームなコンペでした。
審査員の先生、観客と出場者の距離が相当近い。

娘に
浜離宮ほど緊張はしないんじゃない? 」
と聞いたら、
「審査員の先生の顔が見えるからこっちの方が緊張する」
と言っていました。

そういうものか?


そして5、6年生ともなると、みんな上手い!
我が子が一般的な子と比べてそんなにヘタではないと思っていましたが、
娘がこの中にいても勝ちあがれる自信も余裕もないような気がしました。
youtubeで見る全国大会レベルの子達とは違うでしょうが、
間違いなく我が子よりも上手に弾いてくれてます・・・苦笑。

極度の緊張の中でこの音を出すのですから、
本当、スゴイですね><




そしてこのコンクール、
物理的な近さだけでなく、心情部分も近いのかな?
と思いました。


講評では課題曲をどう弾くかということを言うのかと思いきや、
弾き方や舞台での立ち居振る舞いなどのお話もありました。

よく考えたらグレンツェンと違い、
課題曲は1つではないので講評といっても曲そのものの説明ではないのですね。


その他、
「曲は息を詰めるより、息を吐いて弾く方が良い」
や、
「右手と左手のバランス、主旋律とメロディーを考えると良い」
など。

「音間違いよりスケールの間違いを気にした方が良い」
とも言っていました。
緊張で、失敗したくない気持ちが働くと、
切るべき場所が切れなくなる。
なんとなく鍵盤に指を残していきたくなる。
でもそうじゃないんだそうです。

ド素人な私には奥が深い話ばかりでした。



先生の講評の続き。

音の幅もスケールも解釈もそれなりに出せるようになり、
そういう観点からしても出場者全ての子が僅差でしかないことを説明。

「キミたちは学校の中でも上手いって言われるでしょ。それはその通りだと思う。それでも順列をつけなくちゃいけないから点数をつけるわけだけど、今回通らなかったとしても、それは別にキミたちが下手なわけじゃない。今日は美味しいもの食べて、これから私たちが話す言葉をしっかり聞いて、そして必ず帰ったらもう一度弾いてみてください。明日にしないで。必ず今日。約束ね」
との事でした。

練習、チャレンジ、そして反省。
全てはこの繰り返しだと言っていました。


そしてピアノは、必ず予習ありきである。
と。
この姿勢は万物に当てはまり、
だからこそピアノを習う人間が賢い子になる可能性を多大に持っているのだと言っていました。

学校でもどんな習い事でも、
「新しいこと」を教えてくれるのは常にその場所で、
家でやることは「復習」がメイン。
ところがピアノのレッスンにおいては、
レッスン曲の予習がなければそのレッスンで何も出来ない。

ピアノは全てに通じるこの「予習」の姿勢を持てる最高の習い事なんだそうです。



「将来ピアニストにならなくても、いや、なってくれるなら嬉しいけど、仮にならない道を選んだとしても、そのピアノを習っていた経験と姿勢は必ず生きてきます。だからまた来年、チャレンジしてくれることを望みます」
と締め括りました。



今回は単なる観客の娘でしたが、
親の言うことよりどこぞのお偉いさんが言う話の方が届きやすいこの年代。
少しでも彼女の糧になってくれていたらいいなぁと思わず思いました。

6月から緊張らしい緊張の場がなくすっかり気の抜けていた娘に、
少しは刺激になってくれたようです。
頑張れー!