ピアノと娘。
最近だるんだるんだったピアノ。
夏のコンペを終えて、
通例秋に挙行されていた発表会も今年は年明けになることが決定し、
年末のコンペまでには大分日がある。
ピアノに関しては少しだけゆっくり出来るかな?
なんて思っていたのだけど、
親がそんなゆるーい感じでいるのを感じ取った娘。
・・・もっとゆるーい感じになっているΣ( ̄ロ ̄lll)
そろそろ慣らし運転をしていかなくちゃな時期じゃないか?
ってことで、連休中は少しずつリハビリもしました。
だるんだるんな時でも毎日ピアノに触れてはいたけど、
それこそ気合も気持ちも全く違かったし、
少しずつ無理をせずにシフトチェンジがしていけたらなぁと思う。
なんせ年末のコンペから年明けの発表会までに先生のレッスンはたったの1回。
え、無理じゃない?・・・?
当の本人は、
「やりたい! 出来る! 」
と言い張るけれど、
その「やる」「出来る」に結びつく為に奮闘努力する娘をフォローするのも、
親は大概疲れるものですよ?
なんて怖気づく親は先生にご相談。
「無理して発表会には出なくてはいいのでは・・・? 」
と申し上げた所、
「難しい曲を人前で披露する機会も欲しいので、ぜひ参加して欲しいと思います」
と先生。
娘の出たいと望むコンペの課題曲は、
今の娘が弾くのには少し易しめ。
まぁそれをどう完成度を高めていくかがコンペの試練なのですが、
先生は一方で、
小難しい曲を人前で弾く経験も娘にはあって良いと思ってくれたみたいです。
何より
「やりたいならどうぞ。やりたくないなら無理しないで」
というスタンスの先生が、
「こうしましょう! 」
と示唆してくれた事が嬉しくて、
先生がそう言うのなら腹を括るしかあるまい!
と親も俄然進む気になったのです。
が、やはりコンペが終わってから発表会曲をやったのでは間に合わない。
なので先月から発表会曲の楽譜を渡され、練習と相成りました。
それがギロックのソナチネ1番。
上を目指す子からしたらお茶の子さいさいなのだろうけれど、
あの指を立てる感じ、
早い指使い、
どれをとっても娘の苦手な分野。
さすが先生だな・苦笑。
普段は温和でへにょっとしてる娘が、
「もぅッ!!! 」
と怒ってピアノに当たる程、じれったい様子・苦笑。
なんだか初めて
「ピアノやってるぞー!!! 」
って実感を親は抱いています>< 笑。
へばった時はyoutubeでピティナの動画を観ます。
プロのこなれた何十曲の中の一曲を聞くより、
プロに及ばなくてもコンペの為に一生懸命練り上げた同じ年の子の曲を聴く方が励みになるんだとか。
小難しくて八つ当たりしたくなる曲を、
自分よりもっと小さい子がサラリと弾き上げる。
「こりゃ無理だわー! 」
「上手すぎるわー!! 」
「レベルが違うわー!!! 」
って親子で言い合いながらきゃいきゃい観る。
割りと楽しいです・笑。
先週、
該当する表現でわからないものをこれから抜き出して書き込んでおいて。
と先生に渡されました。
おそらく先生の娘さんがお使いになった楽譜。
大事な大事な楽譜を娘にもお貸し下さったのが嬉しくて、
親子でにこにこしました。
いや、その前にちゃんと買いなさい! ってとこですよね・・・orz
全音 ギロック:こどものためのアルバム
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とにもかくにも、
底辺をうごめいている娘ですが、
それでもピアノは楽しいし、
去年初めてコンペに挑んでからというもの、
めきめきと目に見えて上手にもなっているし、
自信もついてきています。
過去何度か言った「ピアノ、やめたい」って台詞も、
コンペに出るようになってから一度も言わなくなりました。
むしろ、
時々
「やめちゃえば? 」
とからかうのですが、
「ぜったいやめない! 」
と今は何度も言います・笑。
彼女にとって、
「これだけは負けない」
という自負が芽生えてくれたのかな?
基本的になんでも
「無理」「できない」「やれない」
ばかりの娘でしたから、
そういうプライドが出来てくれたことが嬉しいです^^
今は慣らし運転だけど、
もう少し秋が深まったら今度は一生懸命になる番。
頑張れるだけ頑張ってくれたらいいなぁって思います☆